71日目 あらばこそ
・ツチノコを探しに行くと言われ、白目をむいた。いるはずがないのに、飽きるまで長いからしばらくツチノコ探しの話に付き合わされるのだろう。友人はそれから毎日、ツチノコ関連の調べた話(ヘビの知識も含む)、探しに行ったけど見つからなかった話をしてきた。適当に流しながら1か月経った日、庭の草をむしっていたら変なヘビを見つけた。ツチノコ?まさかな…と思っていたらどこかに逃げてしまった。友人にはいつも冷たい返信をしていたので、さっきのことを話すと
72日目 含むところがある
・友人の様子がおかしい。いつもよりニコニコしているが、どこか距離を感じる。「何かした?」と聞いても答えてくれない。
・新しい従者はよく働いた。何を命じてもそつなくこなす。ある日、狩りに出かけることにした。連れが多くては狩りにならないと、供をその従者のみにした。狩りは久しぶりだ、何年ぶりになるだろうかと言っていると「10ねんですよ」と返される。彼を雇ったのは3年前だったはずだ。一瞬で嫌な汗をかき、聞き返そうとすると世界が反転した。最後に聞いたのは「母の仇」という声だった。
時間が少し過ぎてしまった。
73日目 潮が引く
・昔住んでいた町に家族旅行に来た。両親が用事を済ませている間、適当に散策することにした。海辺に秘密基地を作ったことを思い出し、探してみることにした。どれだけ探しても見つからなかった。海の方を見ると、干潮になり道ができていた。昔はこんなところがあったとは気づかなかったなと道が消え始めるまで歩き回った。戻るか、と思い陸の方へ歩き出したところで、見慣れた景色が目に入った。秘密基地も見つけ、短い探検は大満足の結果だった。
・多勢に無勢と、最初のうちは敵も余裕を見せていたが、ばっさばっさと切り倒していくうちに逃げる者も出てきた。
74日目 苦言を呈する
・「いつか怒られても知らないぞ」と言われながら、近所の「猛犬注意」の家の犬にちょっかいをかけに行っていた。その家は夫婦が二人で住んでいるらしいが、ある日、別の車も止まっていた。いつものようにちょっかいをかけていると、中から激怒した老人が出てきた。首根っこを掴まれて犬の目の前に座らされた。その後、号泣し、電話を受けて駆け付けた親からさらに怒られ、家に帰ってから反省文を書かされた。
この主人公愛すべきところなくない…?
75日目 願わくは
・「水を恵んでください」と池のほとりで声をかけられた。のどが渇いてどうしようもないと言われ、暇だったので近くの自動販売機で水を買った。少女がのどを潤すと、池が輝いたように見えた。ありがとうございます、と言って去っていった。お金…と思ったがまあこのくらいいいかと気を取り直した。
76日目 度を失う
・休日、暇だったので新しくできた動物園に行った。一人で餌をあげまくっている人がいるなあと思っていたら、上司だった。スルーもしづらかったので声を掛けたらびっくりするくらいうろたえていた。こういうことしそうにない、という感じでもなかったが、本人の中では違ったようだ。
77日目 面目を施す
・オオツノジカを発見したというニュースに世界がどよめいた。光栄なことに、その研究グループに入れてもらえることになった。優秀な猟犬のビリーも一緒だ。密猟者が一番の問題だった。どうやら密猟者はグループになっているようだったので、研究グループのリーダー(所長)がそちらのリーダーと交渉することになった。時間内に狩りをして仕留めた獲物の数で勝負ということになったと青い顔で帰ってきた所長に、自分がやりますと言った。勝負に勝ち、また研究が大きな注目を浴びたので、(邪魔者と資金の問題も解決し)のびのびとオオツノジカの研究ができるようになった。
書いてたら楽しくなってきたので時間オーバーしました。
78日目 肝胆を砕く
・我が家には昔から万能薬の調合法が伝わっていた。一族の外には決して漏らしてはならない薬の作り方だ。両親が亡くなった今、知っているのは自分一人だ。ところが、その薬のうわさを聞き付け、悪党が妹をさらった。薬の調合法と引き換えに妹を解放するということだ。どちらも救ってみせると、家の蔵を漁って何か役に立つ薬の作り方がないか探した。そのうちに見つけたのは、妹の出生の秘密だった。
79日目 口を濡らす
・病気の母と二人、互いを励ましあいながら生きてきた。夢は医者にかかりたいときにかかれるようになり、一日三食食べられるようになることだ。ある日、母が「大事な話がある」と昨晩見た夢の話をしてくれた。母がここから千里離れた
時間足りなかった…!
80日目 機先を制する
・「さっきいらっしゃったお客さんに夕食を出してきて」と言われたので主人公(宿屋の看板娘)は配膳に向かった。熱心に話している内容は、荷物の刀をどこで売るかということだった。あまりきちんとした商人ではなさそうだな、と思っていたが、やはり盗品を売っているようだ。そういえば幼馴染の家宝の刀も盗まれたと言っていたっけ。相談してみよう。
最近なかなか書き始めるのに時間がかかってしまう。
81日目 心得顔で
・猫がいなくなったので探していたら、同心に声をかけられた。事情を話すと、「それならここに相談してみろ」と少し離れた民家を紹介された。行ってみると、若い男がいたので簡単に説明をした。まるで説明しなくてもわかっていたように、内容には何の反応も示さなかった。男に言われるままついて行くと、あっさり猫が見つかった。「最近増えてんだ、こういう猫がいなくなる事件」と男が言った。
82日目 底を割る
・街の何でも屋として細々と生活していた。ある日、へらへらとした男がなくしものを見つけてほしいと訪ねてきた。大事な書類だというので引き受けたが、あっさり見つかった。その後毎日やってきては、簡単な失せ物探しを依頼された。思い切ってなぜこんなことをしているのか聞いたが、はぐらかされた。いつものようにふらっとやってきた男は、いつものように軽い口調で「死体を探してほしい」と言った。
底を割るところまで書けなかった…!
83日目 其れかあらぬか
・夜、コンビニ帰りに見かけた友人が、ふらふらと神社の方に消えたのを見た。ただならぬ空気を感じて、追いかけられなった。次の日、学校で会ったのでほっとしたが、普段と変わらない様子だったのが逆に怖かった。本人や周りになんとなく聞いてみても変なところはないようだ。そういえば、最近彼女が「変な鳥を助けた」と言っていたが、それと何か関係があるのだろうか。休日、昼間に件の神社に行って相談してみた。神主さんが取り合ってくれたので、その日の夜、様子を
84日目 符節を合わせる
・二人の友達がそれぞれ「昨日恐怖体験をした!」といっていたが、よくよく話を聞くと夜道でお互いを見ただけだった。
・少年の語った旅の思い出が、祖母が昔語った、幼少期の思い出と同じだった。もう寝たきりの祖母に会ってほしいと頼み、連れて行くと、祖母は「懐かしいねえ」と言ってほほ笑んだ。
85日目 任ずる
・捜索部隊の隊長に任命された。探すのは町で評判のお茶屋のお嬢さんだ。神社に行くと言って出て行ったきり帰ってこない。3人で、まずは件の神社に向かった。鳥居をくぐると、空気が変わり別の世界へ迷い込んだようだった。帰るか迷ったが、お嬢さんを探すことにした。
文量を短めで…!と思うけど難しい。
86日目 之繞を掛ける
・「犬と思って拾ってきたのが熊だったんだって?」と聞かれた。違う、犬だと思って見たのが狐だっただけだ。最近噂話の飛躍が甚だしくて困る。友人に近況を話すようにして、どこかで噂を否定してもらうしかない。
87日目 憑き物が落ちたよう
・可愛がっていた犬が殺されてから鬼の形相で犯人を探していた近所のおじいさんが、ある日憑き物が落ちたような顔になっていた。昨日まできつい顔をしていたので、少し怖かったがどうしたのか聞いてみた。夢に犬が出て、事のあらましを話してくれたとのことだった。
おじいさんが復讐を果たしてスッキリした方面にしようかなと思ったけど怖いのでやめた。
88日目 意地張る
・散歩中の犬が「絶対行かない」と踏ん張るので、コースを変えた。夜、ニュースでそこに隕石が落ちたと言われた。翌日早起きして、犬も連れて見に行くことにした。犬は今日も「絶対行かない」の姿勢だったので、置いて一人で見に行くことにした。
・ケンカして意地を張って
まとまらなかった~~~
89日目 万感交交至る
・こたつに入って一年を振り返る。
・論文が賞を取った。一日の食べるものすら危うい生活から、よくここまでこれたなと振り返る。
過去を振り返る系のやつ…いまいち膨らまなかったけど。
90日目 檄を飛ばす
・字をよく学んで、勉強のついでに毎日立て看板に故事などを書いている男がいた。ある日、趣向を変えてみようと年貢の取り立ての嘆きを書いたところ、とても評判になった。それに味を占め、次第にまつりごとへの不満を書き連ねるようになった。殿の耳に入るまでになり、民を惑わす輩として打ち首になった。
希望がない!
「意見や主張を発表し広く人に知らせる。またそれによって人を集め、決起を促す。」が本来の意味だそう。
91日目 言を俟たない
・飼っている尾長鶏をとても大事にしていた。毎日丁寧に世話をし、写真を撮ってスマホの待ち受けにし、友人に美しさを語ってきた。ある日、学校から帰ると鳥がいない。小屋の扉が開いている。慌てて親に聞くと知らないという。逃げ出したとわかり急いで探しに出た。友人にも手伝ってもらった。見つかった鳥は美しい羽が抜けたり汚れたりしていたが、無事に戻ってきて安堵した。
92日目 随喜の涙
・10年かけて集めた食器が、偽物かもしれないと言われた。確かな目を持つ人に鑑定してもらおうとするが、不在とのことだった。野を超え山を越え探しに行って、やっと鑑定してもらえた。真作ですよと言われ、嬉し涙を流した。
・飢えた子供にご飯を分けた。ひどく感謝されたが、これだけでは何の解決にもならないと別荘を与えることにした。うわさが広がり、身寄りのない人が押し寄せたので、何人かずつに分けて別荘を分けた。
93日目 怖めず臆せず
・「つまり」堂々と事件の犯人を当て、探偵は屋敷を去った。家に帰ると、助手もとい部下が「今日のはったりは4回でしたか?」と聞いてきたので「5回だよ」と答えた。これで道が開けることもある。はったりは大事なわざだ。
む、難しい…。もうちょっと引き出しを増やしたいなと。
94日目 袖に縋る
・職員室へ物を取りに行こうと茶道部の部室から出て歩いていたら、袖を引っ張られた。「入部希望です!」と言われたが、部室で言ってほしい。用事があるから向こうに伝えてと振り切って職員室に向かった。帰ってきたら
95日目 風雲急
・朝から池の鯉がやけに騒がしい。じいちゃんが餌をやり忘れたのかなと思い、餌をやってから家を出た。突然地面が割れ、ドラゴンと
集中力が!
96日目 数寄を凝らす
・(主人公:狐)罠にかかっていたところを助けてもらった恩返しに、屋敷へ呼んでもてなすことにした。庭が自慢なので、整備のために奔走する話。
・木細工にはまった。一年の集大成に、遊び心を詰め込んだコースターを作ることにした。ネタ集めから制作まで。
97日目 心の丈
・消極的でうつむいてばかりいたら、影が話しかけてきた。日々の出来事を影に話すのが日課になった。影が、「その時どう思ったのかを書いてみろ」というので、影の中に(地面に木の枝で)書くことにした。ある日、クラスメイトからいやなことをされた。いつもだったら黙ってしまうが、ちゃんと自分の気持ちを言うことができた。学校が終わって影に話に行くと、話しかけてくれなかった。それ以降、影はただの影だった。
わりとちゃんと書けたのでは!
98日目 累卵の危うき
・おたま競争(卵をおたまに乗せて走るやつ)の長距離部門に出た。先頭を揚々と走っていると、トンビの鳴き声が聞こえた。取られてはいけないと気を引き締めて走っていると、次はこちらを見ている猫が見えた。トンビと猫との闘い。
そういうことじゃない気がする
99日目 時好に投ずる
・友人が初めて出版した本が、大ブームになった。友人は「運がよかっただけ」とどんどん凹んでいく。これは自分が外に連れ出さないとまずい、と遊びにつれていく。街では本屋で平積みされていたり、ポスターが貼ってあったりして友人によくない。リサーチした結果水族館など普段は行かないようなところにたくさん行った。友人は気分転換ついでによいインスピレーションを得られたようで、次の話を書くのだと張り切っていた。
100日目 寧日がない
・友人が失踪した。部屋を尋ねると友人はおらず、ペンギンがいた。世話用らしい用品も置いてあったので、おそらく彼女が飼っていたのだろう…と思った。さすがに残しておくわけにいかなかったので、家から通ってペンギンの世話をすることにした。ペンギンのことなど何も知らないがとにかく世話はしないといけないので、世話と並行してペンギンについて調べた。水族館に話を聞きに行ったりもした。彼女の両親とも連絡を取り、彼女の安否も気になりながら自分の生活もあったので大変だった。
100個到達~!
気が向いたら見返して傾向とか癖とか考えたいなと思います。お疲れさまでした!いい頭の体操になりました。
ほんとずっと載せるのを忘れていた。