漫画の絵のハードルを下げるための勉強20日目までのまとめです。
〇20日目までにやったこと
●勉強の概略
・「表情 顔の微妙な表情を描く」の第2章まで読んで顔の理解を深める。
・練習のお供のキャラクターを作る。
ヒトの顔に対する苦手意識をどうにかしようと思って、考えた結果新しく本を借りてお勉強のターンになったので、今回もまた絵はあんまり描けてないです。
●勉強内容-クイックスケッチについて
引き続き続けています。GES DRAW PARTYは描いたものをぜひ載せて〜というスタンスらしいのでこちらにも貼っておきます。
画面を見て音を探す→それを意識して描く→全部終わったら見返してコメントをつける の流れでやっていたのですが、時間を食うので音探しと振り返りコメントを書き込むのは省くことにしました(音、別のお題と被るのを気にしてしまうので視覚化しない方がよいかなと)。慣れてきたころ(意識が薄れてきたころ)に立ち返ってみるつもり。
クイックスケッチ用のサイトは、AdorkaStockをメインに時間を指定できるものを利用しています。毎日2分×5セットでやってたんですが、最近1分×10セットにしました。軽く続けることを大事にしていきたいので…!
●勉強内容-顔の勉強について
・「表情 顔の微妙な表情を描く」の第2章まで読破する。
↳第3章は次の10日に読んで参考にする(第2章までが筋肉とかパーツとかの解説、第3章が表情ごとの解説のため)
顔…!わたしはヒトの顔にそこまで興味がないけど、絵を見るとき目が行くのはきっと顔…!と思ってて、極力描きたくないの最たるものだったので早めに向き合いました。笑
とりあえず気構えないようにするために、顔も非対称だと自分に言い聞かせることにしました。それで、表情がつくと非対称をとらえやすいかな~と思ったのでその辺からアプローチすることにしたんですが、「ソッカの美術解剖ノート」はそれ用の本ではなかったので、新たに「表情 顔の微妙な表情を描く」を図書館で借りてきました。顔の解像度を高めたいのと、いくつか表情をピックアップして(笑顔、怒りなど)、その表情の絵を描きたいなと思ったので、そういう方向性の本です。
・解像度を高めたい
↳単純に知りたかったのと、個人差を表現するのに役に立つかなと思ったため。パーツやいろんなヒトを描く際の楽しいポイントを探るヒントになるかなと。
・表情のお題を作る
↳こういうのは自分で表情をピックアップすると偏るからお題が欲しい…となって、ネットでよくある表情テンプレも探してみましたが、本から取って来ることに。
こういうノートを5ページくらい作ってみたんですが、後半ほぼ本の模写になったので載せられませんでした。男女差とか、年を取ると目立つしわとか、口は結構出っ張ってるなとか、「あざけるときは上唇が持ち上がり、下唇はリラックスしている」とか、とても興味深かったです。
あと描いてみて思ったんですが、顔を描くのはそこまで苦手ではないかもしれない。角度が付くと苦手意識が増すのか、首・肩との連結が苦手なのか…。まあ、そういう漠然とした苦手意識を潰すための勉強でもあるのでオッケーです。ちょっとした違いで表情が変化することも分かったので、気構えてもしゃーないなと思いました。
「デジタルイラストの「表情」描き方事典 想いが伝わる感情表現53」という本も借りてきたのですが、時間がなかったのでこっちは手付かずです。たぶんこの本の項目になっている表情をピックアップするんじゃないかな。表情のお題に沿って描くのは次の10日でやります。
本を借りるまでの数日間、刀ミュ見ながら顔のスケッチしてたんですが、人によってパーツの配置結構違う~と思って面白かったのでちょいちょいやりたいです。舞台好きなわりに顔に興味がなくて、ね…。ウフフ。推しには「お辞儀が綺麗」という理由で落ちているので…。覚え書きメモです。
●勉強内容-キャラクターについて
・練習のお供のキャラクターを作る。
↳その場の手癖で描くよりちゃんとキャラクターを決めていた方が有用なため(わたしの経験則)。
男性キャラクターも作ろうと思って。
男キャラの見た目の好みが特にないので、設定を詰めて考えた結果、「モブっぽい見た目」にすることにしました。あと和要素を入れたかったので下駄を履かせることにして、服は描きながら練ろうと。
●締めの絵
今回は難しいことは抜きにして、前回に揃えました。「笑うときは前歯が見える」というのを描きたかったのもありますが。この二人をお供に練習するぞという絵です。前回の女の子がすずな、今回のが一沙(いっさ)です。このあとキャラクターの紹介も書いておきます(自分が見返す用のものなので読まなくて大丈夫です)。
やっぱり下書きもペン入れ後も修正に時間取っちゃうけど、クイックスケッチを継続してたら解決するものな気がします。そして背景の処理、引き続き試行錯誤中です。ベタ入れると悪目立ちする気がするな~。ソッカの美術解剖ノートを読むと骨を描きたくなりますよね。
おまけ
「うさんくさい笑顔」を描きたかったのに悪い顔になったもの。
●キャラクター紹介
人魚の肉を探して古今東西を旅する二人です。
あなたの「人魚の肉」はどこから?わたしは南総里見八犬伝から。高橋瑠美子先生の「人魚」シリーズも、虚構推理も魍魎少女も好きです。ロマンがあるよね人魚の肉。
山上すずな(やまがみ-)
半不老不死。昔一沙に与えられた薬で不完全な不老不死になった。30年に一度くらいの頻度で、身体が土のように崩れてしまう。人らしい身体に戻って人らしく死にたいと思い、そのための薬を作ってもらうため、人魚の肉を探している。土くれになるたび、一沙に直して(形成し直して?)もらわないといけない。いつか崩れたまま戻らない日が来るのではと、心の奥底で怯えている。
都合が悪くなると悪路を逃げて追っ手を撒くので登山靴を履いている。
室町時代くらいの生まれ。
一沙(いっさ)
不老不死(※息を吹き返すタイプの不死)。昔食べた人魚の肉の効果で不老不死になった。人魚の肉を探しつつ、同じ効果のものが作れないか試し、適当な人間に薬として投与したり食事として食べさせたりして実験していた。不完全ではあるが、すずなのみがその生き残り。人魚の肉を探す当初の目的は忘れた。今は、人魚の肉を見つけたら成分を分析して、ついでに効果を打ち消す薬を作ろうと思っている(すずながそのために協力しているので)。
苗字はないが、偽装の証明書には「山上」と記載して、すずなと兄妹ということにしている。
平安時代くらいの生まれ。
漫画を描くわけではないので文字に起こしちゃいました。せっかくなので、(わたしが)漫画で動かしにくいタイプのキャラクターや関係性にしました。ドライなコンビ大好きです。not恋愛のコンビ廚なんです…。
📝蛇足
「一沙の趣味は筋トレ。自分の身体(細胞)がどうなっているかを調べるために筋肉をつけようとしたのが始まり。死んだら最初の体型にリセットされることが分かった。」という設定がありますが、この勉強期間にこの設定が生かされるかはわかりません…。
庶民の苗字の歴史が、軽く調べたくらいではよくわからなかった(昔は苗字を名乗ってはいけないだけで、ないわけではない?)ので、一沙に苗字があるのか、ないのか、はたまた忘れたのかは決めてないです。すずなの苗字も元からあったのか自称なのか詰めていないです。どの辺の身分かも。一沙は庶民で、農民くらいかな。まあこの辺はフワッとしてていいやつ、なぜなら身長も名前も時代にそぐわないだろうから…。
すずなは逃げる用の登山靴を履いているわりに、靴下の丈も含めてアウトドア向きの恰好ではないというアンバランスな感じ(登山靴も走るのには向いていない…はず)。一沙ははなから逃げる気がない恰好というのがお気に入りです。
二人とも車の運転に全く向いていない靴だけど、たぶん運転はすずながします。軽トラを運転してほしい。一沙には荷台に座ってほしい。
〇次に向けて
引き続き顔のターンです。表情別にいろんな絵を描きたいなと。角度付けたり、余力があれば肩まで描いたりしたい思っています。
顔~肩くらいのクロッキー?クイックスケッチ?もしたいなと思っていて、Quickposesが顔だけの表示もできたのでそれも使いたいなとか。勉強を詰め込みすぎな気はしていますが、全然絵が描けない(技術がない)のがどんどん分かってきて楽しいです!伸びしろありまくりです。
次々回からは、首から肩、肩周り、股関節の解像度を上げようかな〜と思っています。これも覚え書きメモ。
20日お疲れさまでした!